メイクの基本:アイメイク

メイクの基本:アイメイク

こんにちは、Life 4 Others運営のmamieです。今日は、アイメイクの基本についてお伝えしていきます。
みなさまは、ご自身の「目元」をどう思われていますか?お客様に伺うと、「自分の目元が好きなの!」という方はとても少ないようです。その反面、「もっと目が大きければなぁ。」「目元のシワが気になって仕方ない。」「パッチリ二重になりたい。」といったお声はよく伺います。みなさま、目元のお悩みが多いようです。
今日は、そんな悩みが多い目元を彩る「アイメイク」について、その基本になるメイク方法も合わせて記事にしました。

アイメイクとは何か

そもそも、アイメイクは何のためにあるのでしょうか?その歴史は古く、古代エジプト時代にはアイシャドウやアイライナーとしてコールが使われていたことがわかっています。しかし、その目的は美容ではなく、強い日差しから目を保護したり、眼病予防や治療のためだったと考えられています。コールは、鉱物や植物から取れる色素を利用していたようです。また、太陽信仰が盛んだった古代エジプトでは、王族が富と権力の象徴、そして神と同じ存在であることを示すために、目の周りにコールなどでメイクを施したり、様々な装飾品を身につけていました。その後、ヨーロッパなどへ伝わったアイメイクは、宗教的な意味合いで使われることがなくなり、容姿を美しくすることがその目的となっていきました。特に、「美しくありたい」という女性の願いは「ずっと若々しくありたい」という願いでもあるため、アイメイクも「若々しさ」を演出するために使われ、今でも多くの商品が開発されています。
それでは、その「若々しさ」はどのようなものでしょうか?

1|まつげ

ボリュームとハリがあって上を向いたまつげは、まさに若々しさの象徴でしょう。また、長いまつげは女性らしい印象を与えます。
まつげが下を向いていると、瞳を邪魔してしまい、眠たそうで、元気のない印象になります。

2|瞳

潤いに溢れた瞳は、見る人に未来や希望を連想させ、活力のある印象を与えます。また、人間の瞳は「虹彩」と呼ばれる部分が伸縮することで、「瞳孔(黒目の部分)」の大きさが変わります。虹彩は、目に入ってくる光の量を調節することが主な役目ですが、それだけではありません、瞳は心の状態も反映されます。例えば、人が何かに興味を持つ時、その人の瞳孔は大きく開かれます。これは、光を取り込むことで、対象物を観察しようとするためです。そして、この「興味を持つ」というのは、まだ経験や知識の少ない子供や若者に多く見られることではないでしょうか。そのため、「大きな瞳(瞳孔)」は「若さ」を連想させる象徴の1つとして、美容の世界でも大切にされている要素なのです。

3|肌

目の周りの皮膚というのは、普段はあまり大きく動くところではありません。しかし、顔の他の場所に比べると皮膚の厚みが薄く、ダメージを受けやすいので、シミやシワといった加齢のサインが出やすい所でもあります。目元の皮膚が乾燥していると、肌のハリがなくなり、小さなシワが目立ってきます。頰にハリがあっても、目元が乾燥してシワができていると、お顔全体の「年齢バランス」が崩れ、かえって老け込んだ印象を与えてしまいます。反対に、十分に潤い、ふっくらとした目元は、若さだけでなく活力も感じられるのです

あなたの目元の魅力を引き出すアイテム

「目を見て話す」「目で訴える」という目にまつわる表現からも分かる通り、目は単に外からの広報を取り入れる感覚器という役割だけでなく、コミュニケーションにおいても重要な位置を担っています。目が健康であることはもちろん大切ですが、「魅力的である」ということも同様に大切なことではないでしょうか。そのため、目元を彩るためのアイテムは日々研究を重ねて開発され、様々なものが存在します。特に、近代になってからはメイクアップのポイントが口元から目元へと移り、たくさんのアイテムの中からみなさまの魅力を引き出すアイテムを選ぶことができるようになりました。ここでは、そんな目元に使われるアイテムの代表を紹介していきます。ぜひ、アイメイク選びの参考にしてみてくださいね。

1|まつげ

  • まつげを魅力的にするアイテムといえば、「ビューラー」が最も一般的ではないでしょうか。ビューラは、まつげを上向きにするために使われます。ハサミのように持ち、圧力でまつげにカールをつけるものと、ヘアアイロンのように温めてカールをつけるものがあります。
  • 「マスカラ」も古くから使われてきたまつげのためのアイテムです。ボリュームを出したり、まつげを長くしたり、カールさせたりと、様々機能を持ち合わせたマスカラが販売されています。最近は、美容成分を含みまつげのケアもできるというタイプも登場していて、これからも目を離せないアイテムです。
  • まつげの影を強調する「アイライナー」もマスカラ同様とても重要なアイテムです。以前はペンシルタイプが主流で種類もあまりありませんでしたが、ジェルライナーの登場以来、様々な種類のライナーが登場しました。元々はまつげの影を強調することで、ボリュームのあるまつげに見せるために使われていたアイテムでした。しかし、アイラインの引き方で「目の形や印象を変える」というメイクテクニックが一般的になりました。特に、音楽やファッションの世界では、アイライナーは「内に秘めた力強さ」を表現する大切なアイテムでもあります。
  • 「まつエク」もメジャーなーアイテムになってきました。まつエク専門のサロンも登場して、簡単になりたい目元を演出できるます。特に、持続性があるので忙しい方にはぴったりのアイテムではないでしょうか。
  • 「つけまつ毛」もまだまだ人気のようです。素材はポリエステルのような人工繊維が主流ですが、中には天然毛を使用したものもあるようです。また、付け外しが簡単にできるという特性を生かして、デザイン性が高いものが多くあり、日常使い以外にも舞台や撮影現場などで活用されています。

2|瞳

「コンタクト」は瞳の表情を自由に変えることができるため、最近ではいたるところで手に入るようになりました。色や虹彩部分のデザインが豊富なため、TPOに合わせて使い分けることもできます。コンタクトはアイメイクの中で唯一、感覚器官に直接触れて使用するアイテムです。そのため、使用する際には定期的に眼科での診察を受けることを強くおすすめします。
永久的に瞳の印象を変える方法として、「タトゥー」も眼球に施されることがあります。日本ではタトゥーそのものがあまり浸透していないため、眼球に施すことができる刺青師さんは少ないかもしれません。こちらも、感覚器官に直接手を加える行為ですので、安全面には注意が必要と言えるでしょう。

3|肌

肌のためのメイクアイテムは、「アイシャドウ」が一般的です。形状もパウダータイプからクリームと色々なものが開発され、使いやすいものがたくさんあります。また、色や質感が無限にあり、ヘアスタイルやファッションスタイルに合わせて自由に選ぶことができます。「若々しさ」という点では、「ハイライト」のツヤ感と「シャドウ(影)」のバランスを取ることで、印象的かつ活力を感じる目元を演出することができます。

基本のアイメイク

それでは最後に、基本的なアイメイクの方法を説明していきます。
今回のメイクで使うアイテムは、ドラッグストアで簡単に手に入る、ベージュ系のアイシャドウ、ペンシルライナー、黒のマスカラを使用することを想定しています。具体的な商品を参考にした方がわかりやすいかと思いますので、今回は全て資生堂マキアージュのアイテムを使用しました。

参考サイト:資生堂マキアージュ

1|まぶたは上下に分けて色を乗せる

アイシャドウの基本
© life4others.com

アイホールはまぶたを閉じた時に、まつげのキワから眉骨の下(アイソケット)にあるスペースです(図の1〜4のエリア全て)。また、眉骨のすぐ下のスペースはアイソケットと呼ばれ、ここに暗い色を乗せると、目元に深みのある印象ができます。

このアイホールを上下左右に分け、1〜4までの番号をわかりやすくつけています。

3&4(アイシャドウ):まつげのキワにあたり、まぶた下半分のスペースです。実際には、目を開けた時にはあまり目立たないスペースです。

1&2(ハイライト):眼球が丸く出ていて、目を開けた時にも見えているスペースです。ここには、ハイライトカラーをのせていきます。

2|まぶたの広さに合わせてシャドウをのせていく

アイシャドウ2
© life4others.com

まず、アイホール全体にベースとなる(1)のクリームを薄く広げます(ベースにクリームを使うと、発色が良くなり、アイシャドウの色が長持ちします)。クリームベースを使う時は、薬指を使うと素早く簡単にできます。

次に(2)のベースカラーをアイホール全体に広げます。

そして、(3)のシャドウカラーをまぶた下半分のスペースへ広げます。この時、(2)と(3)の色がグラデーションになるようメイクブラシを使って(3)をぼかしこんでいきます。

最後に、(4)のハイライトカラーをまぶた上半分の、眼球が最も出ているところへふんわりとのせます。

3|アイラインは中央から始める

アイシャドウを塗ったら、次はアイラインを引いていきます。

今回は繰り出しタイプのアイラインです。1㎜ほどだけ出して使います。また、使い始めのペンシルは先端に「角」が立っているので、先端を数回手の甲などに滑らせ、角を落としてから使い始めましょう。

まぶたを閉じ、まつげのキワ「中央」からラインをひき始めます。基本的なラインの引き方は、まつげの間を埋めるように細かく左右に動かしていきます。「中央」→「目頭」→「目尻」と三箇所に分けながら引いていきます。

ポイント:ペンシルタイプのライナーはペン先の滑りが悪く、文字通り線を「引く」ように使用すると、まつげキワの皮膚に圧力がかかりすぎ、うまくラインが引けません。また、皮膚を傷つけてしまうことになりますので、ペンシルタイプのアイライナーは小刻みに動かしながら使ってくださいね。

4|マスカラは「回す」のが正解

最後に、マスカラを塗ってみましょう。まつげの根元を狙ってマスカラを当てがい、左右に細かく動かしながらまつげの毛先に滑らせていきます。これも、アイライナーと同じように「中央」から始めます。「中央」→「目尻」→「目頭」の順番でつけていきます。目頭にマスカラがつきすぎると、ケバい印象になってしまうので、ブラシに残ったものを軽くつける程度できれいに仕上がります。

ところで、使い始めのや中身が少なくなってきたマスカラは、ブラシ部分にマスカラがあまり付いていません。そんな時、みなさまはどうされていますか?マスカラの「柄」の方を持ち、ボトルの中で上下に動かしている方をよく見かけます。

それ、厳禁です!!

というのも、マスカラの柄を上下に動かしてマスカラをつけると、ボトルの中に必要以上の酸素が取り込まれてしまいます。すると、マスカラが乾燥したり、酸化するため、まつげへの付きが悪くなったり、肌トラブルの原因につながります。

マスカラをブラシにつける時は、上下に動かすのではなく、ボトルの中で「円を描くように回して」つけるのが正解です。

まとめ:あえて「アイメイクにこだわらない」

お客様より、「目を大きくしたい」というご相談をよくいただきます。メイクの可能性を信じていただいていることはとても嬉しく思います。しかし、残念ながらメイクアップは「本当に」目を大きくすることはできないのです。メイクアップは外科的な手術ではなく、肌に色を乗せて、光や色を操ることで「印象を変える」テクニックだからです。この事実が、目元のお悩みがある方の救いになるわけではないことも理解しております。

そんな時には、「あえてアイメイクをしない」ということも1つの方法です。これは、メイクセラピーにも応用できる手法です。
メイクの性質に、「メイクするほど目立つ」というものがあります。つまり、色を付けたり、メイクアイテムの数を増やすほど、その場所が「メイクをしているぞ!」とわかりやすくなるのです。そして、人は目立つところに自然と目が行き、注意深くじっくり見てしまうものです。

例えば、「一重が嫌だ、二重になりたい」と思っている方がいらっしゃるとします。そういう方はたいてい、ご自身の一重の目元ばかりが気になり、とにかくそこだけを見ていらっしゃいます。仮に、とても素晴らしい肌や、きれいな頬骨、鼻筋をされていたとしても、その方はとにかくご自分の一重の目が気に食わないものですから、そこばかりに視線がいってしまうのです。気になるところを見つめると、ますます気になり、他の魅力に気づけなくなってしまっている。

私も、ご自身の魅力よりも気に入らないところばかり気になり、ご自身を美しいと思えない方を多く見てきました。そういった方には、まずその方がもっていらっしゃる魅力に目を向けていただけるよう、お肌の美しさや、頬骨の形、鼻筋がうつくしく見えるメイクを提案させていただきました。そうすると、大抵の方は「あら、私ってこんなにきれいなところもあるのね。」とご自身の美しさをより客観的に捉えられます。

今までは一重の目元ばかりに目が行き、視野が狭くなっていた方も、ご自身のお顔全体へと視野を広げることで、美しさや若さが顔のパーツ1つで決まるものではないことをご実感されます。「一重でも、私はきれいなんだ。」とご自身だけの美しさに気づき、その美しさに自信が持てるようになると、不思議と今まで一重だから小さいと感じていた目が、自信にあふれて存在感を感じる目に変わってくるのです。「印象」とは、そういうものなのかも知れません。

魅力的な目元というのは、メイクよりもその方の内側からあふれるものの影響の方が大きかったりするのです。

アイメイクについての知識をもっと深めたい方は、こちらのサイトも参考にしてみてくださいね。

History fo Eyeshadow (English/英文)

ポーラ文化研究所(Japanese/日本語)

allure | Watch 100 Years of Beauty(English video/英語ビデオ)

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