タイトル スキンケアのための肌知識

スキンケアのための肌知識

肌に手を当てる女性

お肌の構造や働きを知れば、ご自身の肌に合うスキンケア方法が選べます

お肌は人体最大の臓器

体の一番外側にある「お肌」は人間の体で一番大きな臓器です(ちなみに、内臓で一番大きいものは肝臓です)。
普段から目で見たり、触れたりすることができるこの臓器は、たくさんの働きを持っています。最も大切な役目は「体の内側を守る」こと。内臓を守ったり、細菌やウイルスの侵入を防ぐための構造が備わっているのです。また、汗をかくことで体温を調節したり、老廃物を排出する役目もあります。
そして、生理的な働き以外にも「コミュニケーションを取る」という特別な役割を果たしているのが私たちのお肌です。私たちは、相手の肌を見て、年齢や性別、生活などを想像します。また、お肌(筋肉)を動かして表情を作り、自分たちの気持ちを伝えることもできます。この働きは、体の外側にあるお肌だからこそできることです。スキンケアを行うことは、「コミュニケーションツールのお手入れをする」ということでもあるのです。

今回のコラムでは、そんな私たちのお肌をもう少し詳しく見ていきましょう。私たちのお肌は、表面側から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層で成り立っています。その中でも、美容面で取り上げられることの多い「表皮」と「真皮」についてお伝えします。

表皮の構造と働き

表皮は、お肌の一番外側にある層です。この表皮の最も大切な役目は「体の内側と外側の境界線を守る」ということ。内臓や骨などが体の外へ晒されないように覆い、ウイルスや細菌などの侵入を防ぎます。また、熱や圧力などの、体の外で起きている環境の変化を感知して、伝える働きも持っています。
そして、表皮はさらに4つの層に分けられています。それぞれの層は、各層の特徴から名前がつけられ、外側から順に①角層②顆粒層③有棘層④基底層と呼ばれています。それぞれの層は、その構造や主な働きも違いますが、全体で表皮としての働きを支えています。

表皮と真皮の断面図

角層

角層を作るのは、角化細胞と呼ばれる「死んだ細胞」です。
普段、私たちが「垢」と呼んでいるのは、角層から剥がれた角化細胞です。この角層は、表皮の中で最も分厚い層で、私たちの体から水分が逃げるのを防ぐ働きをもっています。
そのため、ピーリングなどで角層が極端に薄くなると、肌が乾燥しやすくなったり、いつも使っているスキンケア用品が急に使えなくなるなど、刺激に対して敏感になってしまいます。
また、角層表面の状態によって、肌の見た目や手触りも多き変化します。角化細胞同士がしっかりと結びついている表皮は、滑らかでメイクもきれいに仕上がります。反対に、角層の表面が整っていないと、粉っぽかったり、ガサついたようになり、メイクもきれいに仕上がりません。
角層表面の状態は、健康だけでなく、美容面においても重要です。

顆粒層

この層にある細胞は、細胞の中に小さなツブ(顆粒)を持っているのが特徴です。このツブは、保湿成分の材料に使われます。顆粒層は、表皮全体に比べるとあまり分厚くない層ではありますが、私たちのお肌の潤いを作り出す重要な働きがあるため、美容面でも非常に注目されています。

有棘層

細胞からトゲが生えた様に見えるのでこの名前がつきました。この層も比較的分厚く、主な役目は自己防衛です。アトピーなどのアレルギー反応に関わる部分と考えられており、医療面でも重要視されています。

基底層

基底層は、表皮の最も奥にあり、1層のから成り立っています。この層の働きは、新しい細胞を生み出すことです。つまり、健康なお肌はここから作られているのです。そのため、基底層の構造や働きに注目したスキンケア用品も販売されています。「体の内側からケアをする」と言う意味では、この基底層にも働きかけるスキンケアを取り入れることもおすすめです。

真皮の構造と働き

この表皮を下からしっかり支えているのが真皮と呼ばれる層です。この層には、コラーゲンやエラスチンといった、お肌の土台となり、肌にハリや弾力を与える成分が含まれています。
また、真皮には血管やリンパ管、神経系といった体の働きには欠かせない構造が存在しています。お肌に必要な栄養分を運んだり、老廃物を回収したりすることも、真皮の大切な役割です。

若い女性と老いた女性

まとめ

このように、私たちの「お肌」はたくさんの構造を持ち、それぞれが互いに連携しあいながら肌全体の健康と美しさを保っています。

滑らかに整った表皮を作ろうと思えば、まずは元気な細胞が生まれること。そのためには、栄養をしっかり送り込める様に、血液やリンパをしっかり巡らせる。そして、そのために必要なのは…。

こうやって考えると、スキンケアを考えることは、体全体を考えることだと気づいていただけるのではないでしょうか?そして、体の健康を支えるのは食べ物や運動だけでなく、普段の生活や心の状態も大きく影響しています。
「スキンケア」と一口に言っても、とっても奥が深いんですよ。
だからこそ、迷いや不安が生まれたりするのだと思います。

きれいのことで迷ったり、悩んだりした時には、ぜひ、お気軽にご相談ください。
身近に相談できるきれいのパーソナルトレーナーとして、お待ちしております。
もちろん、スキンケアや自己流ではどうにもならない時もあります。そんな時は、お医者様への相談もおすすめです。

ガッツポーズをする女性

次回の美容コラムは…

次回の美容コラムでは「スキンケアの基本」についてお伝えします。
「洗う」「補う」そして「守る」の基本ステップで、元気なお肌を育てていきましょう。
お楽しみに!

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