おでこにバカと書かれた子どもの写真

「発達障害」の勉強会レポート

こんにちは、Life 4 Others運営のmamieです。

今日は、先日参加した「発達障害」に関する勉強会についてレポートしたいと思います。

さっそくですが、みなさまは「発達障害」という言葉を聞いたことがありますか?

最近ではテレビやネットニュースでも取り上げられているので、知っている方も多いのではないでしょうか。

また、発達に関することなので、お子様がいらっしゃる方は興味がある方もいらっしゃると思います。

もくじ

勉強会へ参加しようと思ったきっかけ

勉強会について

  1. 話をしてくれた人
  2. 「発達障害」に対する考え方、接し方について
  3. 「発達障害」をもつ子どもとその保護者との関わり方
  4. 「チーム」で取り組むことの必要性

大切なメッセージ

  1. 「発達障害」はボーダーレス
  2. 先天的要因よりも、環境的要因の影響を考える
  3. 「発達障害」はその人の全てではない

まとめ:「発達障害」があるか・ないかの問題ではない

勉強会へ参加しようと思ったきっかけ

私がこの勉強会へ参加しようと思ったきっかけは、最近「発達障害」という言葉をよく耳にするものの、どういうものなのかよく分からないということがありました。また、私自身「自分は軽度の『発達障害』なのかも。」と感じていたこともあり、理解を深めたいとの思いもありました。

どうして自分自身のことを「『発達障害』があるかも。」と感じたかと言いますと、私は小さい頃から周囲の大人や友達に「変わっている」「普通と違う」とよく言われていたからです。それに加え、小学校へ入学したての頃、担任より「あなたの個性は他の子たちと違うから、みんなのように普通にしなさい。」と言われました。それ以来、「私は普通とは違うんだ。」と思うようになり、「普通とはどんなことなのか?」と悩んだり「普通になりたい。」と泣いていた時期もありました。

こういう背景があり、今回「発達障害」について学ぶ機会があったので、参加してきました。

※ちなみに、本文では「発達障害」と括弧付きで表記しています。これは、お話をしてくださった先生が意図的に「発達障害」と表記されていたためです。私も、先生の考えに共感するところが多くありましたので、先生の意思を尊重して「発達障害」と表記しています。

勉強会について

1 | 話をしてくれた人

豊中市保健所 所長 松岡太郎(元市立豊中病院 小児科医)

とても気さくに話をしてくれる先生でした。話を聞いていると「子供が好き」というのが伝わってきました。

豊中市保健所公式ツイッター:(@toyonakamehttps://twitter.com/toyonakame

2 | 「発達障害」に対する考え方、接し方について

「『発達障害』とはどんなものか?」といった、特徴や言葉の定義などについて聞けるのかと思っていたのですが、そういった入門的な内容ではなく、具体的な「発達障害」に対する考え方や接するときの姿勢(心構え)について話してくださいました。先生曰く、元々の話は「入門編」「応用編」の二部構成になっていて、普段は「入門編」ばかり話しているため、今回はあえて「応用編」のお話となったそうです。

「発達障害」とは何か:外部サイト

今回参加した勉強会では、「発達障害」の特徴や判断基準などのお話はありませんでした。そのため、ここでの「発達障害」についての説明は省略させていただきます。参考として、「発達障害」についての説明が載っている外部サイトをいくつか掲載しております。

厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html

発達障害情報・支援センター:http://www.rehab.go.jp/ddis/

一般社団法人 日本発達障害ネットワーク:https://jddnet.jp

子供情報ステーション:https://kidsinfost.net/disorder/illust-study/neurodevelopmental_disorders/

 

3 | 「発達障害」をもつ子どもとその保護者との関わり方

今回の勉強会は、子どもが通う保育園で行われたため、保育者の方向けのお話もいくつかありました。その中で、印象的だったことは、「発達障害」をもつ子どもへの対応とその保護者への対応を分けるというものでした。

子ども本人への対応の仕方を考えるということはとても大切なことなので、そこに関する情報は色々とあるかと思います。しかし、「発達障害」をもつ子どもは、その子だけで生きているわけではありません。必ず、その子の保護者となる大人が存在します。そして、その大人(保護者)に対しての対応がとても大切だという内容でした。

なぜかというと、自分の子どもに「発達障害」、またはその可能性があるという場合、そのことを受け入れることは親にとってとても難しいことだからです。「目に見えないからこそ受け入れることが難しい」ということもあるでしょう。

また、保育者間での共有事項として、子供への対応はブレのないようにすることの大切さも説明されていました。というのも、「発達障害」をもつ子どもの多くは「予測しにくい・不安定」なことに対して慣れにくいという傾向があるそうです。そのため、保育者の対応が異なると、子どもが混乱し、不安になってしまうからという理由でした。

子どもというのは、保護者のもとだけで育つものではありません。保護者以外の立場で子どもと関わる保育者は、子どもの成長だけでなくその保護者のことも念頭に置いて接する必要があるようです。

4 | 「チーム」で取り組むことの必要性

上記の流れとつながるのですが、子どもの発達というのは、本人とその保護者だけで出来上がるものではありません。子どもは、いろいろな人とのふれあいを通して、生きていくことを学んでいきます。だからこそ、家族単位でなく、地域社会という大きなチーム体制の中で「発達障害」をもつ子どもとその家族を見守り、サポートする必要があることを説明されていました。

確かに、私個人で思うのは、子育てをしていると自分の子どものことは些細なことも気になり、穏やかな気持ちでいることは難しい時があるということです。そんな時に、第三者として冷静な視点からアドバイスやサポートをもらえることはとても頼もしいものだったりもします。

「一人で悩まない」ことが大切だと改めて感じました。

大切なメッセージ

1 | 「発達障害」はボーダーレス

「全ての子どもが「発達障害」の要素をある程度持っている」のだと、何度もおっしゃていたのが印象的でした。それほど、「発達障害」というのは身近なものなのでしょう。そして、「グレーゾン」や「ボーダーレス」という言葉で説明されるように、「発達障害」は数値化することができず、その判断基準も曖昧なものだということを理解しておく必要性を感じました。その反面、あまり気にし過ぎても返って居心地悪く感じてしまうのかも知れなませんね。

そう考えると、「『発達障害』があるか?ないか?」ということはあまり大きな問題ではなく、注力すべきところは他にもあるように感じました。

2 | 先天的要因よりも、環境的要因の影響を考える

「発達障害」というのは、程度の差はあれど先天的なものだそうです。つまり、本人の発達の仕方は生まれつきのものということです。そして、生まれつき(先天的)の特性に対策をすることができないというのも、大事なポイントです。先天的な「発達障害」というのは、目や髪の色のように生まれた時から決まっている特性ということです。実際、「発達障害」は遺伝的要因が大きいと一般的には考えられているようです。そのため、先天的要因で起こる「発達障害」の言動などの特徴は、対応の仕方や環境を変えても変わらないそうです。

先天的なことに関してはできることはありません、しかし、環境的要因に対して働きかけることはとても有効だそうです。むしろ、この環境的要因の影響力を理解して、対応していくことで解決できる問題がたくさんあるようです。「環境的要因」というのは、文字通りの本人周辺の環境であったり、周囲の接し方、心構えといったところまで多岐にわたるそうです。

問題の要因が「先天的」なものなのか、「環境的」なものなのかを区別することは、「発達障害」をもつ子どもとの接し方を考えるときに大きな手助けになりそうだと思いました。

3 | 「発達障害」はその人の全てではない

今回の勉強会で一番印象に残ったメーッセージは、「『発達障害』は『認知の仕方』の問題」ということです。「認知」というのは、簡単に説明すると「脳に入ってくる様々な情報をどのように処理しているのか?」ということです。そして、脳が行う情報処理に基づいて、私たちの身体は反応し行動しています。

「発達障害」というのはこの「認知の仕方=情報処理の仕方」が多くの一般的な方法とは違うというだけで、決して脳そのものの機能障害ではないということを理解することが大切なのだと力説されていました。そのため、「困った行動を取る=『発達障害』がある」とされがちな考え方は間違っているのだとおっしゃっていました。なぜなら、「発達障害」は「認知」に関する問題なので、人格全てを決定付けるものではないからです。

だからこそ、「発達障害」ということばそのものも、この特性を理解するためには少し変えていく必要があると説明されていました。

まとめ:「発達障害」があるか・ないかの問題ではない

今回の勉強会では、私自身が「発達障害」があるのかを知ることはできませんでした。しかし、それ以上に学んだことはたくさんありました。それは、「発達障害」というのは、「あるか・ないか」の問題ではないということです。

「発達障害」の特性は「認知=脳の働き方」の違いであり、それは「障害」というよりもその人が持って生まれた特性・個性なのです。また、「普通とは違う」という「発達障害」の特性が人間の暮らしの発展に貢献したという考えもあるそうです。事実、歴史に残る科学者や開発者には程度の差はあれど、「発達障害」の特性をもつ人物が多くいます。

それよりも大切なことは、「その人を一人の人間として認める」ということ。「自尊心」を高める接し方だと先生は締めくくっていらっしゃいました。それは、私が一番共感した部分ですし、そういった接し方は子育てやコミュニケーションの基本でもあると思います。

「自尊心」とは、「ありのままの自分を受け入れ、自分を大切にする気持ち」です。そして、この自尊心は自分のことをどう思っているか?といった「自己認識」にも関わっています。人は、自尊心があると自分自身を大切に思い、そのように行動します。そして、自分を大切だと思う気持ちは、「自分はどんな人間か?」と考えた時に自己肯定感や自己効果感にもつながっていきます。自分に対するポジティブな評価は、何かを決めたり、新しい行動を起こす時に大きく背中を押してくれます。失敗した時も、立ち直る強さとなるでしょう。反対に、自尊心がないと自己評価は低く、何事に対しても積極的に取り組めなかったり、困難や問題に直面した時に感じる不安に負けてしまうとも言われています。

この勉強会に参加して、子どもの「自尊心」に気を配っていこうと強く思いました。

「「発達障害」の勉強会レポート」に1件のコメントがあります

  1. ピンバック: 「 発達障害 」に関する講演会 [レポート] - Life 4 Others - 学びサポート

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